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【災害時の心配】

避難場所で周囲が気になって落ち着いて授乳ができません。何かよい方法はありますか?

避難場所ではまわりにたくさんの人がいるので、なかなか思うように授乳できず、困っていらっしゃるのですね。授乳するときは、赤ちゃんにおっぱいを含ませる最初の一瞬だけをだれにも見られないようにすればいいのです。いったんおっぱいを飲み始めれば、赤ちゃんは腕の中で寝ているようにしか見えません。次のようなアイデアを参考になさってください。

  • 服装は上下に分かれた洋服がいいでしょう。
  • ゆったりとしたセーターやブラウスに、スカート、ジーンズ、スラックスを着ておくと、ボタンをはずさないでそのまま授乳できます。
  • ブラウスのボタンをはずすときには上からはずさずに、下からはずして上のほうは留めたままにしておいたほうが、ほかの人に気づかれにくいでしょう。
  • 毛布やバスタオル、ショールなどを肩から胸にかけ、赤ちゃんをすっぽり覆うと授乳していることは、まわりからわからないでしょう。
    (『だれでもできる母乳育児』35~36、91~92ページより抜粋)  
  • 下に着るTシャツや肌着の胸の部分に2つ穴をあけておくと、授乳時に胸元が見えにくいですしお母さんが寒くありません。

作成:「災害時の母と子の育児支援 共同特別委員会」


災害時に知りたいことをもっとくわしく

災害時には、それまでと同じように授乳を続けられることが、お母さんと赤ちゃんのとって安心となります。災害時に役立つ情報をまとめました。


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「つどい」で経験談を聞こう

災害が起きたときも、それまでと同じように授乳を続けられれば、お母さんと赤ちゃんの安心となります。つどいに参加して、さまざまな母乳育児の情報を得ておくことが、いざというときの助けとなることでしょう。