お父さんとお母さんが一緒に子育てに心を向けていて、赤ちゃんは幸せですね。赤ちゃんはお母さんに抱かれて母乳を飲みます。それ以外の赤ちゃんのお世話にはお父さんだからこそできることがたくさんあります。例えば、赤ちゃんの機嫌が悪くて、母乳を飲んでもあやしても、いっこうに泣きやまないとき、お父さんがひょいと赤ちゃんを抱き取って肩のところに抱き上げるうちに、すっと寝入るのを見たことがありませんか?
また、母乳を飲ませられないお父さんだからこそ、「愛は必ずしも食事と一緒に与えられるわけではない」ということを赤ちゃんに教えることができます。
「夜の入浴はお父さんの担当。毎晩欠かさずお風呂に入れています。また、お出かけするときはいつも率先してスリングをつけて子どもを抱いてくれます。子どもとるときはとてもうれしそうな顔をしています。」と、そんな話もよくお聞きします。
【スリングとは】
新生児から使えるやわらかな布でできた抱っこバンド。抱っこしながらちょっとした家事をしたり、授乳したりすることができ、赤ちゃんもぴったりくっついていられるので安心します。赤ちゃんが落ちたりしないように、安全なものを選びます。
お願いできるときは、授乳以外の赤ちゃんのお世話をお父さんに任せるのもいいかもしれませんね。お父さんはお父さんならではの、お母さんはお母さんならではのやり方で育児をしていくことが、子どもの成長の糧となります。お母さんと子ども、お父さんと子どもの間だけでなく、協力し合って育児をするパートナーとしても、互いの信頼関係が深まり、愛情豊かな家庭を築いていくことができるでしょう。
赤ちゃんが欲しがるサインやしっかりと吸い付くコツ、授乳の長さや回数など、授乳について、産後すぐから知りた情報をまとめました。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。