身近なおばあちゃんに「母乳以外のものを与えてみたら?」と言われると、「そうなのかしら?」と不安になりますね。
母乳は、赤ちゃんのその時々の必要に応じて自在に変化する食べ物(そして飲み物)です。赤ちゃんの要求にあわせて授乳していると、赤ちゃんは、のどが渇いているときには水分の多い母乳を、おなかがすいているときは脂肪分の多い母乳を飲むことができます。
また、母乳の生産には、需要と供給のバランスを自然に保つしくみが備わっています。白湯(さゆ)やお茶、果汁を飲ませることは、この自然のバランスを崩すことにもなります。
月満ちて生まれた健康な赤ちゃんには、おおよそ生後6ヵ月の間、母乳(もしくは乳児用ミルク)以外のものを与える必要はありません。
母乳をあげている場合は、お風呂上がりに欲しがったら、おっぱいを含ませてあげるといいかもしれません。
母乳だけで足りているのか不安…。母乳以外の水分も必要? ミルクを足しながら母乳を増やすには? など、よくきかれる疑問について、まとめました。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。