赤ちゃんが生まれたばかりのころはしょっちゅう便をしていたのに、2ヵ月になった今、便の回数が減っているので、これは便秘なのかしら? 母乳がたりなくなったのかしら? と心配なのですね。
赤ちゃんの機嫌がよく、尿でおむつが5~8枚しっかりぬれていて、かつ、排便の間隔が3日以上あいているぶん、やわらかい便が大量に出ているなら、特に心配はいりません。
母乳育ちの赤ちゃんの便はやわらかく、形があまりありません。色は、黄色や黄緑色、もしくは黄褐色などです。においはそれほどくさくありません。生後しばらくは、授乳のたびに便をする時期もありますが、下痢ではありません。これは、十分に母乳を飲んでいる証拠です。
生後6週間以上たつと、週に2、3回しか(時には1回しか)出なくなる子もいますし、1週間以上出ない子もいます。便の回数が少なくなるにつれて量は増えます。
赤ちゃんの活気があり母乳の飲みもよく、機嫌もよければ、母乳育ちの赤ちゃんならこれらはすべて正常範囲です。母乳がたりているかどうかを見分ける方法は、こちらへ。
赤ちゃんのおなかが硬く張っていたり、便を出そうといきんでも出にくかったり、硬い便が出る、排便時に肛門が傷ついてしまうなどが見られる場合は、かかりつけの医師に相談してみましょう。
インフィメーション・シート『赤ちゃんは十分に母乳を飲んでいるかしら?』も参考になります。
母乳が足りてる目安や赤ちゃんがしっかり飲めるためのコツなど、よく聞かれる疑問をまとめました。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。