たいへんだと思われがちな「離乳食」も
赤ちゃんに任せることでカンタン、シンプルに
始めるサイン、手間のかからないアイデア
無理なく進めるポイントをご紹介します
離乳食(補完食*)開始のサインが見られたら、家族の食事から食べられそうなものを赤ちゃんの前に。赤ちゃんの欲しがるサインに合わせて進めます。授乳はいままでどおりでOKです。
赤ちゃんが食べているときにひとりにしないで、大人が安全を確認しましょう。
*世界保健機関(WHO)では、母乳や乳児用ミルクに加え栄養を補完する食という意味で、「補完食」と呼んでいます。「補完食」をあげながら2歳かそれ以上まで母乳も与え続けることを推奨しています。
*画像から閲覧用PDFが開きます。
*ご購入はショップページから。
2023年世界母乳育児週間イベントより
ラ・レーチェ・リーグ日本医師賛助会員 かるがも藤沢クリニック院長 小児科専門医 IBCLC 江田明日香さん
ラ・レーチェ・リーグのつどいでよく聞かれる「離乳食」について小児科医に聞いてみました
2022年世界母乳育児週間イベントより
日本アレルギー学会専門医(小児科) IBCLC 多田香苗さん
母乳とアレルギーの関係、離乳食とアレルギー、アレルギーの予防など、アレルギーについて気になる情報を、2022年4月発行の『日本小児科学会雑誌』に沿ってわかりやすく。
食べたいものに手が伸びる
6ヵ月くらいから、手のひらで握れるような大きさから始める
材料:
ジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー、かぼちゃ、サツマイモなど
作り方:
1.赤ちゃんが持って食べられるように長めに切る
2.蒸す
にんじん(左:写真は6ヵ月ころ)
サツマイモ(右:写真は7ヵ月ころ))
視線は食べ物へ。真剣な表情
手指でつまめるようになったら
(赤ちゃんの様子を見ながら8ヵ月以降くらいから)
注意:ミニトマトなど丸いものは喉に詰まる危険があるので4分の1くらいに切って
手羽元(左下)
手羽元(左:写真は7ヵ月ころ)
豚肉(右:写真は7ヵ月ころ)
みそ汁からのとりわけ:
みそを入れる前に赤ちゃん用の食べ物を取り出して冷ます。みそ汁は大人用に
手指でつまめるようになったら、それに合わせた大きさに切って
群馬県 こばやしさん
準備が楽で、片付けも楽です。 お粥や、裏ごししたものよりも服も汚れません。
食事の時間に、手づかみできる食べ物を赤ちゃんの前に置けば、機嫌よく遊んでくれるので、自分や他の家族もゆっくりご飯が食べられます。 6ヵ月ころから始めて、10日くらいは皿や食べ物で遊ぶだけでしたが、最近(もうすぐ7ヵ月)は口に持っていってハムハムします。家族と一緒にテーブルを囲むことが、とてもうれしそうです。
一人目の子どもの時は、一生懸命お粥や、ペースト状のものを時間をかけて作っても、子どもは一口だけとか、あまり食べず…すぐ泣いて終了でした…。なので、こんなにも違っていて驚いています。
続きを読む
(追記)10ヵ月になり、2本目の歯がようやく生えてきました。しらすなどの小さなものもつまめるようになりました。お肉は挽き肉もつまめるようになりましたが、挽き肉は口に入れてもポロポロ出します。
手羽中はいまも気に入ってしゃぶりつきます。味噌汁を作る時に一緒に茹でたり、トマト煮込みを作る時に一緒に煮たものです。むせることもありますが、様子を見ていると、むせ終わると、本人は全く気にしない様子でまた食べ始めます。気がつくと、身がほとんど無くなっていることもあります。きれいに平らげたなぁ~と思ったら、床に肉の塊がたくさん落ちていることもあります。
口の中でいつまでもカミカミして、後からショボショボになった肉の欠片が出てくることもあるので、ご飯の後はなるべく口の中の確認をしています。
最近は「べぇ~して」と言うと、口の中に残ったものも出せるようになりました。ほとんど食べていなくても、まるで上手に平らげたように見えるところも面白いところです。
閉じる
忙しい子育ての日々の中で、リーダーの家庭でつくられてきた「時短×簡単×栄養」の3拍子をそろえた離乳食・おやつ・家族ごはんをちょこっと公開しています。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。
「つどい」に参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。あなたの今の悩みも気軽に相談できます。