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  3. 赤ちゃんは自分で乳房に吸いつくって本当ですか?

出産直後、赤ちゃんには自分でお母さんの乳房に吸いつける力があると聞きました。本当ですか?

生まれたばかりの赤ちゃんが自分でお母さんの乳房に吸いつけると聞いて、驚いているのですね。

多くの赤ちゃんは自分から乳房を探して、吸いつくことができます。

出産後、赤ちゃんとお母さんが「肌と肌のふれあい」を大切にしながら一緒にいること。そして周りの大人は、赤ちゃんが生まれながらに持っている「乳房を探す動き」を妨げないようにして見守ること。このような状況においては、赤ちゃんは自分で乳房を探し出す本能を発揮できます。

このすばらしい本能を引き出すためにも、生まれてすぐに肌と肌がふれあえるように、赤ちゃんをお母さんのおなかの上にのせてもらえる産院もあります。

お母さんが赤ちゃんに声をかけながら、肌を優しくなでると効果的です。赤ちゃんはゆっくりと乳房を探し始めますが、たどり着くまでには少し時間がかかります。焦らずに、この「母乳を飲もうとする動き」が自然におきる瞬間を待ちましょう。

赤ちゃんは乳房を探すため動き始めます。
そして頭を動かし始めます。

お母さんは赤ちゃんの首・肩を片手で支え、もう片方の手でお尻を支えてあげるといいかもしれません。

妊娠中からお願いすれば、このような出産直後からの肌と肌とのふれあいができるよう、可能な範囲で希望に沿ってくれる産院も増えてきています。

出産直後の赤ちゃんがスムーズに新しい環境に慣れていけるか、その様子を近くで見守ってもらいながら、赤ちゃんと肌と肌でふれあう時間を出産直後にとることが可能かどうか、妊娠中に医師や看護師、助産師に希望を伝えてみてはいかがでしょうか。


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