母乳は1歳を過ぎると栄養がなくなると聞いて不安に思われたのですね。赤ちゃんが必要なだけ母乳を飲ませてあげたいと思っても、水と同じだといわれると迷ってしまいますね。
母乳は赤ちゃんが飲むかぎり出続けます。そして長い期間飲んでいても母乳中の栄養は変わらず、病気に対する免疫物質は、かなりの量で母乳の中に含まれているという研究結果が出ています。
1歳を過ぎてさえ、母乳中には多くの感染防御因子が含まれており、実際には飲む回数が少なくなるにつれ、その濃度は濃くなっていくことがわかっています。
このころには風邪などの病気にもかかることが増えるかもしれません。「母乳を飲んでいたので水分補給にもなり、栄養も安心も与えてあげられて本当に助かった」というお母さんの声もよく聞きます。子どものニーズに応えながら、どうぞ安心して飲ませてあげてくださいね。
母乳は、栄養だけでなく、免疫や心の安全基地の役割を担います。おっぱいはいつまで? と気になったときに知りたい情報をまとめました。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。