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授乳のヒント

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  3. 手で搾乳する方法を教えてください。

復職が近づいています。手を使って母乳をしぼりたいのですが、どのようにしたらたくさんしぼれますか?

仕事を再開しても母乳育児を続けたいと考え、手でしぼる方法を知りたいと情報を求めているのですね。母乳がわが子にとって大切な役割を果たしていると感じておられることでしょう。具体的な母乳のしぼり方をご紹介しますので、参考にしてくださいね。

マーメットさんの「手による搾乳法」

※この搾乳法は、ラ・レーチェ・リーグ リーダーであるシェール・マーメットさんによる搾乳方法です。マーメットさんの許可を得て、記載しています。

  • 手を洗ったあと、指を丸くしてコップを持っているような形(ローマ字の“C”)を作る。
  • おや指は乳房の上部に、ほかの四本の指は乳房の下部にあたるように“C”の形のまま乳房に置く。
  • 胸壁のほうに向かって押しながら同時にリズミカルにおや指とほかの4本の指で乳房をしぼる。乳輪になるべくさわらないように、乳輪の大きい人でも乳首から2.5~4センチぐらい指が離れているように注意する。
  • 指を乳房の上ですべらせないように気をつけ、胸壁に向かって垂直に押し、おや指を回転させる。
  • 手の位置を乳首のまわりを一巡するようにずらしていくと全部の乳管から母乳をしぼり出せる。

慣れないうちは少ししかしぼれない人もいて、最初はうまくいかないと感じるお母さんは多いものです。練習してちょっとしたコツをつかめば、たくさんしぼれるようになりますよ。小冊子『働きながら母乳を続けるヒントとコツ』にはマーメットさんのしぼり方を含め、役に立つ情報が満載です。

また、実際に母乳を手でしぼっているところを見るのが、いちばんわかりやすいでしょう。お住まいの地域にラ・レーチェ・リーグがあるようなら、ぜひ参加してみてくださいね。同じ体験を持つお母さんどうしで励まし合うと安心できますし、手で搾乳するのが得意なお母さんと出会えるかもしれません。


仕事復帰についてもっとくわしく

仕事や学業に復帰した後も、母乳を続ける人はたくさんいます。実際に経験したお母さんが感じたメリットと、日々のコツをまとめました。


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「つどい」で経験談を聞こう

ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。