授乳お役立ちコミュニティNPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本

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NPO法人設立のご挨拶

25年近くにわたり全国的に母乳育児の支援を提供してきたラ・レーチェ・リーグ日本は、より多くのお母さんにその情報と経験を届けるため、このほどNPO法人としての認証を受けました。

日本では、赤ちゃんを出産したほとんどの人が、一度は赤ちゃんを胸に抱き、母乳を与えます。今年8月に厚生労働省が公表した「乳幼児栄養調査」によれば、妊娠中の93%以上のお母さんが母乳で育てることを希望し、生後3ヵ月では混合栄養も含め約9割が母乳育児をしています。このように、母乳育児は、多くのお母さんの子育てのスタートに大きくかかわっており、その時期にあたたかく適切な母乳育児支援を受けられることは、その先長く続く子育てにとっても、大きな意味を持ちます。

母乳育児は毎日の生活の中にあって、成長する赤ちゃんと共に日々続いていきます。人類誕生以来、お母さんたちは地域の中で、同じように子育て中のお母さんどうし、話を聞き合い経験を分かち合うことで、母乳育児を継続してきました。私たちの活動の特徴は、その「お母さんどうしのサポート」を提供することにあります。

WHOやユニセフとも協力関係にある国際的な組織を母体とするNPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本には、科学的に裏付けられた確かな母乳育児の情報と、積み重ねた支援のスキルがあります。

昨今、行政・民間を問わずさまざまな機関による子育て支援の充実が進んでいます。活動の目的を「母乳育児支援」とする私たちは、長年蓄積したその分野の経験や知識を提供することで、ほかの子育て支援機関と連携していくことができます。NPO法人としての認証を受けた今後は、そのような協働の機会も生かしながら、母乳で育てたいお母さんが、どこにいても、いつでも、あたたかく適切な母乳育児支援に出会えることを目指して、活動を続けてまいります。


団体概要

1992年、ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナルの1つのエリアとして設立され、2016年、NPO法人の認証を受けました。活動のすべてをボランティアの手で運営しています。