復職にあたり、情報を集めているのですね。思慮深く子育てをされている様子が伝わってきます。今までずっといっしょにいた赤ちゃんと離れるのは不安が多いことでしょう。赤ちゃんとお母さんが離れても、よい時間を過ごせるように預け先を選ぶことができたらいいですね。
赤ちゃんにとっては心が通じる特定の人に世話をしてもらうことが望ましいので、可能であれば父親、祖父母など肉親にお願いできれば何よりでしょう。保育所などでは、クラスの担当保育士が決まっていますので、安心ですね。
自宅で子どもを預かる「保育ママ」などのサポート制度もあります。自治体に相談したり、実際に預けた人の経験を聞いたり、事前に時間を取って保育者に会って話したりして、人柄、赤ちゃんへの接し方をよく見極めることが大切と感じる人が多いようです。ラ・レーチェ・リーグのつどいに参加して、働くお母さんの体験を聞くのもとても参考になります。
個人にお願いする場合も、保育所などを選ぶ場合も、職場の近くなら昼休憩の時間に直接授乳することができて便利です。また、集団生活では病気や感染症をもらいやすいのですが、母乳を続けることは、そうした病気から赤ちゃんを守る助けにもなります。決まった時間、一緒にいることのできない母と子にとって、おっぱいカップルでいられることはとても幸せです。おっぱいタイムは離れている時間を補い、きずなを確かめあう貴重なふれあいの時間となるでしょう。
小冊子『働きながら母乳を続けるヒントとコツ』には、具体的なアイデアが豊富に載っています。
仕事や学業に復帰した後も、母乳を続ける人はたくさんいます。実際に経験したお母さんが感じたメリットと、日々のコツをまとめました。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。