授乳お役立ちコミュニティNPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本

menu

授乳のヒント

  1. ホーム
  2. 授乳のヒント
  3. 感染症と授乳

感染症と授乳について
~新型コロナウイルス情報を読むときに知っておきたいこと~

新型コロナウイルスの感染が広がる中、これから出産を迎えるお母さんや、赤ちゃんを育てているお母さんの中には、不安を感じている方も多くいらっしゃることでしょう。もし自分が感染したら、赤ちゃんのお世話はどうしたらいいの?母乳を続けることはできる?など、さまざまなことが気になっているのではないでしょうか。

感染症と授乳について一般的に言われていること:

  • お母さんが感染症にかかると、その病気に対する抗体が母乳中に分泌される
  • お母さんが発症したときには、すでに赤ちゃんは同じウイルスにさらされている可能性が高い
  • 母乳を通して赤ちゃんはその病気に対する抗体を得られる

感染したとき、感染が疑われるときには:

  • 授乳中を含め、赤ちゃんのそばにいるときはマスクをする
  • 赤ちゃんにふれる前後に手を洗う
  • ウイルスのついた可能性の高いものは拭く/消毒する

直接母乳を飲ませられないとき:

  • 感染予防策を行いながらしぼった母乳を与えることができれば、赤ちゃんは免疫物質を得ることができる
  • 与えるときは、清潔なコップやスプーンを使うと、哺乳びんを使うのに比べて、直接授乳に戻るときのトラブルが少ない
    (参考資料:コップで授乳 作成:母と子の育児支援ネットワーク)

どんなときも、赤ちゃんと家族の状況を一番わかっているお母さんが、納得して選択できるように。保健医療専門家に相談するときは、信頼できる情報源を共有することが役に立つでしょう。

ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル
「授乳・出産と新型コロナウイルス(COVID-19)について保健医療専門家と話し合い、十分に情報を知ったうえでの選択を」 

※新型コロナウイルスについては、まだわかっていないことも多くあります。この記事は、2020年4月21日時点の最新情報に基づき、作成しています。


ラ・レーチェ・リーグでは、赤ちゃんと授乳について、お母さんの不安な気持ちに寄り添い、お母さんがご自身の状況に合った選択をするためのお手伝いをしています。いつでもご相談ください。

地域のラ・レーチェ・リーグに相談
LINEや電話で相談


インフルエンザから赤ちゃんを守るため、授乳を続けましょう

母乳育ちの子どもは母乳中の免疫によって病気にかかりにくくなることが知られています。