生後2ヵ月の赤ちゃんが、同じ月齢の赤ちゃんに比べて1回の授乳時間が長いと感じて、このままでいいのかしらと不安なのですね。赤ちゃんの体重は順調に増えていますか?(体重増加の目安)増えていない場合は、ラ・レーチェ・リーグ日本のインフォメーション・シート『眠りがちな赤ちゃん』をご覧ください。
機嫌よく飲んで体重も増えているけれども、授乳時間が長いことが不安な場合は、次のような情報が助けになります。
赤ちゃんは皆、個性を持って生まれてきます。食べること(つまり母乳を飲むこと)においても、いろいろな個性を発揮します。授乳時間が短い赤ちゃんもいれば、長い赤ちゃんもいて、飲み方もそれぞれです。また赤ちゃんには吸いたい欲求があり、特に生まれてしばらくは、ひんぱんに母乳を飲みたがります。あなたの赤ちゃんは、お母さんのおっぱいが大好きなのでしょうね!
多くの赤ちゃんは、月齢が進むにつれて授乳回数が減る傾向にあるようですが、中には月齢が進んでも、おっぱいが大好きで長い時間吸っている赤ちゃんもいます。
1回の授乳の長さは、赤ちゃんがどれだけ一生懸命吸っているかによって決めるといいでしょう。最初は一生懸命に吸いつき、どんどん飲みます。吸い始めのときに感じていたかすかな痛みも母乳がわいてくるとなくなります。赤ちゃんが満足してくると、吸い方はゆっくりになってきて眠ってしまうかもしれないし、あまり意欲的に吸わなくなるかもしれません。そのときが、もう一方の乳房への替えどきです。ここで1回、げっぷを出してあげたりおむつを替えたりするのもいいでしょう。赤ちゃんを抱く位置と吸い方さえ適切であれば、赤ちゃんの好きなだけ、おっぱいを楽しませてあげてくださいね。
赤ちゃんが欲しがるサインやしっかりと吸い付くコツ、授乳の長さや回数など、授乳について、産後すぐから知りた情報をまとめました。
ここに掲載した情報はよくあるケースを想定しているため、すべての方に当てはまるとは限りません。つどいに参加すると、よりあなたにマッチしたヒントが見つかるでしょう。