小冊子『小さく生まれた赤ちゃん ―低出生体重児を母乳で育てるために―』を、一部改訂いたしました。
<主な変更点>
コロナ禍における搾母乳の取り扱いなども含め、最新の情報にあわせて、訳注を追加・変更しました。
生後早期では、早産をしたお母さんの母乳には、月満ちて赤ちゃんを産んだお母さんの母乳より、たんぱく質、脂肪、鉄、そのほかのミネラルや栄養素が多く含まれています。これらの違いは生後1ヵ月でほぼなくなりますが、いくらかの違いは生後6ヵ月まで続きます。このように特別に栄養が強化されていることで、小さく生まれた赤ちゃんの成長と発達を助けます。
本文より
小さく生まれた赤ちゃんに、しぼった母乳をあげるときや、直接授乳を始めるとき、そのほかお母さんと赤ちゃんのさまざま状況に応じて、この小冊子では、実用的な情報を、お母さんの気持ちに寄り添いながら提供しています。
お母さんやご家族、そして、サポートする保健医療専門家の方に、情報が届きますように。
『小さく生まれた赤ちゃん』は、こちらから入手できます。
改訂にあたり、ご多忙の中、ボランティアで対応くださった大山牧子氏に、心よりお礼申し上げます。