授乳お役立ちコミュニティNPO法人ラ・レーチェ・リーグ日本

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ニュース

LLLIコンファレンス2005

ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル 
第19回 コンファレンス 2005年  

母乳育児 古来からのアート、現代の奇跡

2005年7月2日から5日にかけて、第19回ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル コンファレンスが、アメリカ ワシントンDCで開かれました。世界中から母親、子どもたち、そして専門家、合わせて2500人以上の人々が訪れ、熱心にセッションに聞き入っていました。日本からの参加はリーダー、会員の方々、お父さんや子どもたち、合わせて約40人です。

海外在住の日本人リーダーや会員の方の参加もありました。
日本からワシントンDCは時差13時間。飛行時間も約13時間です。飛行機やホ テルなどの海外旅行についての情報を、昨年末より参加予定者で交換しあってきまし た。特に小さな子どもと一緒に行くお母さんにとっては、長い飛行機の時間やセッ ション中の子どもの過ごし方や日本とは異なる文化や食べ物などが心配です。このこと について、過去のコンファレンス参加経験のある方が当時の様子やさまざまな役立つ 情報を知らせてくれたことは、とても心強いことでした。

会場となったヒルトンワシントンの正面玄関です。
La Leche League International の幕がコンファレンス前日、正面玄関に 張り付けられいよいよ盛り上がってきます。 ホテルのホールや会議室は、みなコンファレンスで貸し切られています。想像以上の盛大な様子に驚きました。

いちばん大きな会場であるInternational Ballroomでおこなわれたオープニング セレモニーの様子です。

オープニングセレモニーには多くの日本人が民族衣装のひとつであるゆかた姿で参加しました。

Parade of Nations(入場行進)の様子です。各国の名を書いた カードを持って入場しました。それぞれの国のカードを先頭に、各国の民族衣装をまとって行進する様子は壮観で、、まさに世界中に広がるラ・レーチェ・ リーグを感じることができます。 このオープニングセレモニーに先立って、「はじめてコンファレンスに参加する人のための説明会」がありました。その中で印象的だったのは、「もしセッションをあきらめることになってもがっかりしないで。いろいろな人々に会うことも同じようにとても大切なことよ」というお話です。 多くのお母さんが子どもと一緒に参加していますから、これはとても心強く感じました。

セッション会場へは、子どもも一緒に入室でき、静かにお母さんのそばで過 ごしている間、お母さんはゆっくりとセッションを聞くことができます。子どもがお母さんの注意を引きたくなったとき、体を動かしたいサインを見せ始めたときは、気分転 換をしに、少しの間退室することもできますし、またいつでも戻ってくることができます。

おもちゃがいっぱいあるプレイルームもあり、親か13歳以上のベビーシッターが同伴なら、子どもたちはそこで楽しむことができます。ティーンエージャー向けのプログラムやボランティアの仕事もあります。コンファレンス会場は、子どもたちも楽しめるように、さまざまな工夫が凝らされていました。お父さんが親睦を深めるための特別室もあり、もちろん子どもと一緒に入室できます。
ラ・レーチェ・リーグは家族のニーズを大切に考えています。コ ンファレンスももちろんそのような考え方に基づいて企画されていました。

2日目はいよいよセッションが始まります。総合セッションと分科会セッションがあり、分科会セッションの方は同時にいくつもの部屋でおこなわれるセッションから、自分で聞きたいと思うセッションを選びます。最新の医学的な情報を学ぶセッションもあれば、子育てに関するテーマのセッションもあります。赤ちゃんだけでなく、もっと大きくなった子どもやティーンエージャーの子育てについてのセッションも数多くありました。

昼食会セッションのときの様子。ラ・レーチェ・リーグ・インターナショナル発行の小冊子、『母乳のしぼり方:手を使って』の著者のシェール・マーメットと日本からの参加者の記念写真です。

昼食会セッションでは、昼食をいただいたあと、そのままの会場でセッションが始まります。昼食会のときは全員が集まるので、たくさんの人に会えるチャンスです。今まで本で名前を見たことしかない人に会えることがあります。またメールでしか話をしたことのない人とも実際に会うことができました。

ワールドフェアというお祭りの様子です。

各国のブースが出て、3時間で世界一周をした気分になれます。各テーブルを回って、その国のスタンプを押してもらい、 大人も子どもも楽しめます。各国の独特のおみやげを買うこともできます。
ラ・レーチェ・リーグ日本もたくさんの日本のグッズを用意していきました。

その中で特にお習字でお名前を発音に合わせて漢字になおし、筆で書いてあげるのがとても喜ばれ、行列ができる人気でした。

ステージには、ラ・レーチェ・リーグのロゴマークが映し出されています。

コンファレンス最終日の晩餐会で日本語を話す参加者が全員集合しました。

アメリカ合衆国の独立記念日を祝う花火を見ながら、チョコレート・ファウン テンでフォンデュを食べました。このチョコレートフォンデュのマシンは、 てっぺんからチョコレートが滝のように流れ落ちて、まるで5重のウエディングケーキのようです。参加者はみな、見たとたんに驚きの声を上げました!!

写真中央は、創設者のひとり、マリアン・トンプソンです。 向かって右側はラ・レーチェ・リーグの医学諮問委員会医師の ポール・フライス氏です。世界的にも著名な方々が気軽に声をかけ、 快く一緒の写真に収まってくれます!

このコンファレンスは、すべてボランティアの母親の手で企画運営されたものです。母乳で育てたいお母さんを支援したいという7人のお母さんから始まった集まりが、約50年たった現在、世界65ヵ国に広がっています。

2007年は50周年記念の国際コンファレンスが、シカゴで開催される予定です。日程は、2007年7月20日~23日です。次はあなたも一緒に参加してみません か?


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母乳のこと、離乳食のこと、月齢とともに変わる育児の悩み。
ラ・レーチェ・リーグの「つどい」はなんでも話せる、ママたちの居場所です。